日本で主に使用される意識障害の深度分類。
覚醒度によって3段階、それぞれの内訳が3段階あることから、3-3-9度方式とも呼ばれる。
(「Ⅲの1」「100」のように表現することが提唱されており、Ⅲ-100と表現するのは開発者の意図していない表現となる)
R:Restlessness (不穏)
I:Incontinence(失禁)
A:Apallic state(失外套症候群) または Akinetic mutism(無動無言症)
I:Incontinence(失禁)
A:Apallic state(失外套症候群) または Akinetic mutism(無動無言症)
上記略称を用い、30Rまたは30不穏、20Iまたは20失禁と表現。
失外套症候群(しつがいとうしょうこうぐん Apallic state)
大脳皮質の器質的損傷によって大脳皮質の機能が完全に失われてしまった状態。
眼球運動、体動、言葉の全てが障害される。睡眠・起床や刺激に対する反射は残るが、感覚器官から脳に伝達された情報の高次統合による意味的な解釈は全く出来なくなっており、本人の人格は完全に失われた状態。
心肺停止により大脳への酸素の供給が絶たれてから3分経過するとこの状態に陥ると考えられている。
無動無言症(むどうむごんしょう Akinetic mutism)
間脳、中脳、前頭葉の機能的障害で起きる、睡眠・覚醒はあるが知的活動は無い状態。
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(参考文献)
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