ステロイド外用薬の強度一覧

外用ステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)は抗炎症作用と血管収縮機能の強さによって以下の5段階に分類される。

※掲載順序は強弱とは無関係
※軟膏剤とクリームにより作用の強弱が異なるものもあるため注意

前提知識

  • 皮膚は体の部位によりその厚さが異なるため、同様の症状でも添付する部位によって使われる薬の強さが異なる
  • 顔面部、頸部、腋窩、腕、足関節の内側部、外陰部などは皮膚が薄いため、弱めのステロイド剤でも効果が出る
  • 腕、足、胴体などは比較的皮膚が厚いため強めのステロイド剤が用いられる
  • 手掌、足底は体の中でも最も皮膚の厚い部位なので、最強ランクのステロイド剤が使用されることが多い
  • 乳幼児は全体的に大人に比べて皮膚が薄いため弱い薬が用いられる

 


#皮膚科 #副腎皮質ステロイド #ドクターフェロー

 

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